これまでの記事でSEO対策を考えながら記事を書くことはできるようになりましたが、肝心のキーワードはどのように選べば良いでしょう?
自分の好きなように好きなキーワードを選ぶのは楽ですが、実績のある方法というのも知っておきましょう
SEO対策とキーワード
11日目のSEOの記事に書いた式をもう一度見てみましょう
検索エンジン経由PV = 検索ボリューム x 検索順位 x 順位別クリック率
この式は、検索エンジン経由のユーザーを増やすには「よく検索される言葉」で「検索上位に表示」される必要があることを示してます。
なのでSEO対策するキーワードとしては
- 検索ボリュームが高い
- 競合サイトが少ない
という2点を満たす穴場キーワードが見つかるのがベストです。
集客記事向けにSEO対策するキーワード
ですが、実際はそんなに簡単に穴場キーワードは見つかりません。そこでどうするかというと「検索ボリュームは中くらい」で「競合サイトが少ない」ところを目指すことになります。
とにかく「競合が多い・強い」キーワードは避けて、外堀から埋めるようにします。
例えば
- 横浜 中華街
は競合が多い(食べログとかぐるなびとか)ですが
- 横浜 中華街 食べ歩き
だと検索ボリュームはあるのに競合が少なかったりします。
このように一つ単語を増やして「ボリューム中」「競合低」となるようなロングテールキーワードを狙う記事群を「集客記事」と呼び、この集客記事から儲けるための記事「収益記事」にユーザーを誘導するようにサイトを作ります。

収益記事向けには購買意欲の高いキーワード
次に収益記事向けのキーワードを考えます。
収益記事には「集客記事から来た人」以外にも「検索から来る人」がいるので、その「検索から来る人」向けのキーワードを考える必要があります。
収益記事では購入する意思のあるユーザの入力しそうなキーワードを考える必要があります。
例えば「ダイエット 方法」というキーワードではなく、「ダイエット 食品」や「ダイエット サプリメント」といったキーワードをターゲットにしたほうが良いです。
さらにこんなキーワードが入っていると購買意欲が高いです。
- 特定の商品名
- ○○○レビュー
- ○○○比較
- ○○○(商品ジャンル)ランキング
検索キーワード選定に使えるツール
ここまで書いてきたように、検索のボリュームと競合の強さが重要なのですが、便利なツールが沢山あるので紹介します。
Ubersuggest
Ubersuggestはキーワードを入れるだけで、検索ボリューム、競合の強さ、さらにそのキーワードで検索した時に上位にいるサイトの情報がみれます。

この画面のように「横浜 中華街 ランチ」と「横浜 中華街 食べ放題」はどちらも検索ボリュームは中程度ですが、「ランチ」の方の競合は食べログなどの大手が入っていることがわかります。
関連キーワード取得ツール
関連キーワード取得ツール(仮名・β版)はキーワードを入れて検索すると、入力した言葉と一緒にどのような単語が使われているかがわかるツールです。

最初に一つの単語を入れて、左側の「Googleサジェスト」と書かれたリストから自分の書けそうな2単語を選んで再度検索。3単語のリストを3列目の「全キーワードリスト」からコピーして、次に紹介する「Google キーワードプランナー」でボリュームと競合情報を調べる。というような使い方です。
Ubersuggestと比べると2つツールが必要なので二度手間感はありますがキーワードの網羅性は高くなります。
Google キーワードプランナー
Google キーワードプランナーはGoogle広告の機能の一つで本来は広告主向けの機能です。手持ちのGoogleアカウントでログインして、ツールからキーワードプランナーを選択します。

でてきたメニューの右側「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択します。

出てきた箱に先程の「関連キーワード」ツールで取得した「全キーワードリスト」を貼り付けて「開始する」をクリックします。

過去の指標でキーワードの検索ボリュームと競合が確認できます。

上のバーの国と言語が日本になっていることを確認しましょう。
結果は右上の矢印のところからcsvでダウンロードできるのでエクセルなどでじっくり研究するのも良いでしょう。
SEO対策するキーワードまとめ
- 集客記事向けキーワード
- 「中ボリューム」「低競合」「3単語」
- たくさん記事書いて収益記事にリンク
- 収益記事向けキーワード
「商品名」「レビュー」「比較」「ランキング」
見つけたキーワードをどうやって SEO対策するかは、11日目(昨日)の記事をみてください。
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